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谷川岳登山記録をサイバーショット『DSC-RX100』で撮ってきました [★店員佐藤の写真日記]

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DSC-RX100 F5.6 1/640秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

当店の日本百名山シリーズもこれで5つめになります。今回は長野県群馬県と新潟県の境にある「谷川岳」に挑戦。この山の下を関越トンネルや大清水トンネルが通っていてまさに関東と上越を境にする山になります。

夏休みの初日を利用して行ってきました。一部を除いて、このblogで掲載している写真はサイバーショット「DSC-RX100」を使って撮影してきています。高山の風景をお楽しみいただきつつ、いつもの通り、かなりの長さになるんですが旅の記録におつきあいいただければ幸いです。

 

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さて、今回の話の始まりは関東の梅雨入り宣言が出た6月9日にさかのぼります。この日、銀座ソニービルショールームでは新たに発表になった新型サイバーショット「DSC-RX100」の特別体験会が開催されており、その場で福田健太郎さんというカメラマンさんのトークショーがあったのがきっかけです。

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新型のサイバーショット「DSC-RX100」を持って、実際にあちこちで写真を撮って来られているんですが、健太郎さんは山岳写真が得意な方でトークショーでも山の風景をたくさん撮ってきてくださって、それを解説しながらDSC-RX100の機能をご案内されていました。

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すぐに感化されてしまうというか、この時以来、DSC-RX100を持って山に行きたい!って思っていたんです。

デジタル一眼カメラ“α”や、NEXシリーズも旅に行くときは必需品という感じですし、重たく感じたこと、邪魔に思うことは今までそうなかったんですが、それをポケットサイズのカメラで済ませてしまうことができるんです。

今までの楽に登れる山とかではなく、より過酷な環境であればサイバーショット「DSC-RX100」のありがたみって大きいんだろうなぁ。そういうちょっと厳しい山に入って、その風景をこれで撮ってきてみたいなぁ。。。

ということで、今回はガイドブックによると中級者向けの山として案内されている谷川岳に行くことにしてきました。 

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朝の6時前に自宅を出て、まずは上越新幹線「たにがわ401号」に乗り越後湯沢駅を目指します。

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ガイドブックによると大清水トンネル手前の水上駅で降りて、そこからバスで谷川岳ロープウェイ駅にアクセスするのが良いらしいんですが、地下70mに位置するという土合駅も今回の目的。

映画「クライマーズ・ハイ」で延々と続く上り階段をあがって谷川岳へ向かうシーンを、自分の目で見てみたくて、水上駅ではなく土合駅からアクセスしたいんです。

ただ、土合駅を通る電車は極端に少ないらしく本数があまりありません。乗換案内で検索してみたところ、新幹線で越後湯沢駅(新潟県)まで行ってしまい、そこから上越線で土合駅まで戻るようにした方が時間的に早く着くんだそうです。

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ということで8時06分に越後湯沢駅に着いたら、そこから水上行きの上越線に乗り換えてUターン。25分のローカル線の車窓を楽しみます。

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DSC-RX100 F5.6 1/250秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

※撮影データが記載されている写真はクリックすると大画面でご覧になれます。

で、到着したのがこちらの駅です。

あれ!? 地下駅じゃないじゃないですか!? これ、普通の地上駅なんですけど。(>_<) 

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どうやら地下駅になるのは下り線だけで、上り線は普通の地上駅(しかも無人駅でした)なんだそうです。

駅舎はすごい大きくて広いんですが、これは上り線と下り線のホームがやたらと離れているからだそうです。

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無人駅なんですが、立派な駅舎の土合駅。下り線のホームからここまで来るのに10分はかかるらしいんですが、一体、どんな構造になっているんでしょう?

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駅周辺マップにその答えがありました。なるほど、地上駅は駅舎とくっついているんですが、地下駅は道路と川を渡った反対側にあり、地下70mまで400段以上の階段をくだっていくとのこと。

往復で20分ほどかかるそうですが、実はそれほど時間もないので今回はあきらめることにしました。こんなことなら水上駅からアクセスすれば良かった。。。という事はなく、土合駅がどんなところなのかわかっただけでも感謝です。


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それと、新事実。JRの土合駅からロープウェイ駅まで歩いて30分も離れているとのこと。普通、常識ではそんなに離れていることってないですよね!? これ、そういうものなんですか? バスも通っているので時刻表を見てみたらまだ30分くらいかかるらしいので、バスを待っている間についてしまうことが判明。

駅からロープウェイ駅まで歩くことにしました。

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駅を出てロープウェイ駅まで向かう道路に出ると早速、先ほどの地下ホームへの渡り廊下がありました。左手の方に進み、その先に400段の階段が待っているそうです。すごいところだなぁ。

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DSC-RX100 F5.6 1/320秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光 オートHDR

歩き始めて10分ほどで坂を上り始めます。見下ろすと先ほどの土合駅地上ホームが見えてきました。そういえば、周りに民家などはなく、ここは谷川岳にアクセスするためだけの駅だったんですね。 

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途中、谷川岳霊園地というところがありました。

ここ谷川岳では781名の方が命を落とされている山で、なんでもそれは飛び抜けて多い数字なんだとか。日本国内とかでの話ではなくギネス記録になっているくらいの山で、8000メートル峰14座の死者の合計数で637名というのを聞くと、それがどれくらい危険な山なのかがわかります。


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とはいえ、この霊園地で墓名碑を見ると昭和50年前の行方不明者がそのほとんどで、平成に入ると年に数名程度しか名前が刻まれていません。ロッククライミングのメッカで、難所に挑戦する方が後を絶たなかった頃のお話。今はそういうルートにさえ行かなければそこまで危険な山ではないそうです。

なんせ、ガイドブックによると中級者向けの山ですから。

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30分ほど歩くとロープウェイの土合口駅に到着します。ロープウェイ駅に直結して谷川岳ベースプラザという施設があり、こちらにお土産屋さん、トイレ、自販機やバス、タクシーの発着所まであります。土合駅よりもこちらの方がよっぽど栄えています。


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ウォシュレット装備の綺麗なトイレをお借りして、水分補給もたっぷりと。自販機の価格は観光地値段ではなく、ここでもまだ普通の値段になっています。500mlのペットボトルが1本150円。

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ロープウェイは5分ちょっとで天神平駅まで運んでくれます。往復で2,000円。以前は1本ロープで相当揺れていたらしいのですが、現在は2本ロープになりすごく快適になっているんだとか。

下に登山道もあることはあるんですが、ここはツキノワグマが多いらしく熊に遭遇可能性もあるし歩いている人はほとんどいないそうです。

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登山計画書というのも、そうそう、ありました。私は土合駅で出してきましたが、携帯電話やPCでも受け付けているそうです。

危険の伴うエリアについては、この簡易版のものではだめらしいんですが、今回の谷川岳山頂登山コースでも計画書の提出が義務づけられています。携帯で申し込みができるというのは便利ですね。

ちなみに土合駅の登山計画書のポストですが、ぎっしりと登山計画書が入っていました。とても1日で入りきる量ではないと思います。おそらくはなにか事故があったりとか、家族の方から捜索願が出ると、これらの計画書を開いて身元確認をするんでしょうね。

万一のときのために、これも提出しておきます。(下山届けを出すのを忘れて帰ってきてしまったんですが、帰ってきてからPC版の登山計画書を出して、そこに下山済みという旨記入しておきました。)

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ロープウェイの山頂駅、天神平駅に到着しました。


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ここにも自動販売機があり、ドリンクを補給することができます。価格はペットボトルが150円なので普段通りです。

長靴のレンタルなどもあり、この天神平一帯を散策する方は、ここでリフトに乗り換えて天神平峠(1,502m)に行くことも可能。 

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私はここで登山の身支度をします。日焼け止めを塗ったり、装備を確認したり、トレッキングシューズのひもを締めたり。

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そうそう、朝ご飯を食べてからもう4時間ほど経っているので、ここで持ってきたおにぎりを一つ食べます。

今回は中級の山を登ると言うことで自分でも装備を完璧にしているし、食事調整もしています。食事調整というのは「カーボローディング」というやつで、前日のお昼ご飯から積極的に炭水化物を摂取するという方法。

脂肪などは蓄積があるのでいくらでも燃焼してもらいたいんですが、そのために必要な炭水化物はすぐになくなってしまうため、前日から大量に摂取しておくと楽なんだそうです。飲み会などで締めにおにぎりやラーメンなどをバカみたいに摂ることがありますが(^_^;)、こういうスポーツ目的で実際にやってみるのは初めてです。

前日のお昼ご飯はパスタとおにぎり。

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前日の夕飯に至っては、ご飯と焼きそばとお好み焼きという炭水化物祭りをしています。朝もおにぎりを2個。持ってきたお昼ご飯もおにぎりを5個とパンです。

これでエネルギー満タン。完璧です。

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完璧でなかったのがこちら。先日生産終了になったソニーのカーナビ「NV-U37」です。アウトドア地図が使えるので、今回も登山途中の位置確認に使おうと思って持ってきたんですが、アウトドア地図のインストールで上越地方を入れてくるのを忘れてしまっていました。

やってしまいましたね。

こういう電波の入りにくい場所ではスマートフォンに頼るのは危険。ローカルで地図データを持って行ける、しかもスタミナ性能9時間で登山ナビにも最適!というのに、今回も頼りたかったんですが、まさかの地図エリアインストール忘れです。大失敗。

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ちなみにSony Tablet Pも持ってきているので、これで途中で場所を確認することはできるんですが、電波、やはり途中は届きませんでした。最初と最後の山頂では電波がつながっていたんですが、熊穴沢避難小屋では電波入力がなくオフラインに。

それでもGoogle Mapアプリでは多少のキャッシュデータをもってくれるため、GPS信号さえつかめればこうして地図表示はできます。

ま、今回もほぼ1本道なので失敗の心配はないんですが、それでもなにかで道に迷ってしまったときとか、万一の時に頼りにせざるを得ないのがこういうもの。

ナブユーの件に関しては大いに反省です。

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さて、そんなこともありつつ、10時に谷川岳ロープウェイ天神平駅を出発です。

最初はこんな木道を歩いていきます。まだ道も平らだし全然楽勝♪なんですが、ここでペースをあげることなく、事故やけがをしやすいのは最初と最後らしいので慎重に行きます。

出発前にあちこちの人から「気を付けてね」って声をかえていただいているので、その方たちの声を思い出しつつ進みます。

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歩き始めて40分で「熊穴沢避難小屋」に到着しました。


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ガイドブックによると、ここまでは50分ほどの道のりとあるので、ちょっと私のペースは速いみたいです。あちこちで写真を撮りながら歩いているので、決してハイペースではないはずなんですが、普通の方たちはもっともっとゆっくりと歩いているんですね。

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小屋の中はベンチがあるのとテーブルが2つほどあるだけ。

ここまではサイバーショット「DSC-RX100」を首からぶら下げて歩いてきていたんですが、ここでNEX-7にもバトンタッチしてみようかと思うのですが、これが失敗。

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この熊穴沢避難小屋を過ぎたところから、しばらくの間は一気に道が険しくなります。とても首からデジタル一眼カメラをぶら下げて散策するような状態ではありません。

手袋必須。

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最初のクサリ場も登場。画面の左側にチェーンがあるのがわかりますか? これを使って通ってください、という場所なんですが、ここはすごいところですね。ほぼ崖崩れ状態です。


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クサリを使わなくても普通に通ることはできるし、これを皮切りに4カ所ほどクサリやロープを用意してくれている場所がありますが、これはやばい!というほどの危険な箇所はありませんでした。

ここも高所恐怖症の方を安心して渡らせてあげるためのものなんだろうな。くらいにしか思っていなかったんですが、登りはいいんです。

下りの時は4カ所ともわたしはすべてロープもクサリも使わせてもらってきました。

下りの方が難しいのと、体力が減っているのでバランスを取るのも大変になっているんです。下りの時は大変お世話になりました。 

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これらクサリを使う急斜面はそれほど長くは続きません。森林限界もこのあたりまでなので、ここを抜けるとまた楽になります。

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森林限界を抜けました。ここからは視界も全部開けた快適なルートになります。

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ここで、またサイバーショットDSC-RX100にスイッチします。NEX-7は、もうこうして休憩ポイントなどでリュックから出すようにして使うしかありません。

サイバーショットの方はレザージャケットを付けているので、どこかに当たっても本体には傷がつかないし、本体重量が軽いので落としてもダメージはありません。

やっぱり山岳カメラにはこれくらいのサイズで、傷の心配がない、というのがありがたいです。

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登頂開始から1時間半ほどで「天狗のトマリ場」というところに到着しました。ここは特に標識などもなく、案内看板もないんですが、帰って後からガイドブックを見たらそういう名称がついているのを確認。

写真左手の大きな岩のところが「天狗のトマリ場」と呼ばれるところだったみたいです。


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ここまでで1時間半か。時間的にはこれで半分くらい登った感じです。

振り返ってみると、ものすごい距離を登ってきたことがわかります。あの超遠くに見える建物がロープウェイの天神平駅ですよ。あそこから尾根伝いにこんなに登ってきてしまったのか。

この感動が山登りの快感のひとつです。

時間をかけてちょっとずつ進めば、いつか遠くに到着できるんです。息切れがしたり、疲れてきたときもなるべく止まらないようにして、ちょっとずつ小さな歩幅で進み続けることが大事なんです。

まるで人生そのものです。(って、一人で山に登ると、大体そうやって格言を探しながら考え事をしてしまいます。)

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DSC-RX100 F5.6 1/400秒 ISO125 -0.3EV プログラムオート WB:太陽光

周りの山を見てもずいぶん高度が上がってきたことがわかります。地図をみたりして何が見えているのか確認するんですが、正面に見えるあの山の下あたりを関越高速の関越トンネルが通っているらしいです。 

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上を見上げれば谷川岳の山頂らしきものも近くに見え始めました。このグリーンの絨毯も柔らかそうだし、右もこの先、なだらかに見えるんですが。。。

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これが実際に近づいてみるとこんな状態になっているわけです。出発前に他の方の谷川岳登山紀行blogなどを拝見していて、軍手必須!という話があったんですが、まさにその通りです。

私は軍手ではなく登山グローブを持ってきているんですが、手袋無しだとこういう岩に手をつくのに躊躇してしまいますからね。

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途中、登山靴のソールを発見。

トレッキングシューズって経年変化で加水分解してしまい、ボンドがはがれてこうして靴底だけ取れてしまうことがあるんだそうです。私もGTホーキンスの古いシューズを持っていたんですが、ウォーキングの時に簡単にはがれてしまったことがあります。

そのときは自宅の近所だったのでよかったんですが、こんなところで靴底がはがれたらダメージが大きいでしょうね。私も山歩きを始めたのが2006年で今年で6年目になります。

その頃に購入したシューズはそろそろまずいのかな?ということで、今回は新品のトレッキングシューズを履いてきました。

デブで体重も重く、また乱暴な歩き方をするので決してシューズには優しくないはずの私の足。年を入れてこういう事故は防がないと。

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登頂開始から約2時間。天神のザンゲ岩に到着。


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ここも見通しが良いので岩に登ってみると絶景が楽しめます。

私は高所恐怖症ではありませんし、高いところはむしろ大好きなんですが、高いところに立つと足がすくんで動けなくなります。平衡感覚もおかしくなるので、ここではちょっとだけ下をのぞいてすぐに退散。

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※NEX-7にて撮影しました

クルマユリです。道中、実はあちこちでお花畑があって小休止の際にはリュックからNEX-7を出してシャッターを切っているんですが、クルマユリはここでしか見ることができませんでした。もうちょっと背景をどうにかしたいんですが、岩の脇にこれだけしか咲いていなかったのでどうしようもありません。

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今回はガイドブックに本当に忠実に準備をしてきていて、サングラスもしているし日よけのための帽子もかぶってきています。

森林限界を過ぎてからは日影がなくなってずーっと日光の下にいるので、これらには本当に助けられました。

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ただ、帰ってきてから唯一後悔しているのが日焼け。日焼け止めはぬったくっていたんですが、防寒用に持って行っていた長袖は着なかったんです。ちょっと暑かったので。

でも、こうして帰ってきてから写真を見てみると、他のハイカーさんはちゃんと長袖を着てトレッキングしているんですね。これだけちょっと失敗でした。

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ザンゲ岩から肩ノ小屋という山小屋までは歩いて20分ほど。もうほとんどゴールに近いんですが、このころから下山しているハイカーさんが目立ち始めます。団体さんもいました。

声をかけていただいて、後どれくらいで私は到着しますか?と、聞いたら「もうすぐそこ。」って言われて、元気づけられ、それで登っていくと。。。

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登頂開始から2時間20分で肩ノ小屋に到着しました。標高1910mです。


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まだ山頂についているわけではないんですが、宿泊施設があるところまで来たと思うとホッとします。なにかあっても人に助けを求められるというのはいろいろと安心できます。

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DSC-RX100 F5.6 1/500秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

さっきまで登りながらずーっと尾根を見ていたこちらですが、画面左側に見える高い山が「万太郎山」というそうです。

すばらしい絶景! これがポケットサイズのサイバーショット「DSC-RX100」で片手でパチッとシャッターを切っただけの写真なんですが、すごい解像度です。比較撮影用に普通のサイバーショットも持ってくれば良かったんですが、これは大満足。

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DSC-RX100 F5.6 1/800秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

あまり時間はないんですが、天気の良いウチに小屋の周りの写真をたくさん撮影。

というのも、どうも雲行きが怪しくなってきていて、黒い雲がだんだん近づいてきているんです。本当はお昼になっているし、ここでご飯を食べて小休止してから山頂を目指したかったんですが、すぐにここは出発することにします。

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なお、ここにはコース中、唯一のトイレも設置されています。ボットンタイプのもので当然ウォシュレットとかではないんですが、利用できるのはここだけなので100円の協力金を支払ってお世話になりました。

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小屋の中には売店もあります。コーヒーもミネラルウォーターもカップラーメンもみんな400円です。ここは水場がないので注意。

お土産コーナーではTシャツが2,700円、バンダナが700円などで販売されていました。カッパやヘッドランプなどの緊急時用品もあります。帰りになにか買って帰ろうと思います。

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DSC-RX100 F5.6 1/640秒 ISO125 オートモード(風景)

肩ノ小屋から「トマの耳」と呼ばれる山頂部分までは約10分。すぐに歩き出すんですが、あらら、さっきまで見えていた万太郎山がもう雲に飲み込まれています。

急いであがりましょう。

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ここで分岐があり、ちょうど山のガイドさんがお話をしていました。私が登ってきたのは向かって右の道からなんですが、ここの分岐の道を右折しなくてはいけません。


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晴れていると道を間違うことはないんですが、霧が出ているなどして看板を見逃してまっすぐに道を進んでしまうととんでもないところに行ってしまうんだそうです。今年もそういう事故があったそうで注意してください、という話を私が通りがかったときにちょうどされていました。

ちょっと気にしておきます。

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12時43分。登頂から2時間43分で「トマの耳」に到着しました。


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トマの耳? 山頂じゃないの!?というところですが、谷川岳は2つのピークがあるらしく、主峰となっているのがこちらのトマの耳。最高地点になるのはオキの耳というそうです。意味は知りません。

肩ノ小屋から10分で到着するのが手前にあるトマの耳ということになります。標高は1963mです。

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DSC-RX100 F5.6 1/250秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

下を見下ろすとこうして雪渓が見られたりします。ここでなるべく時間をたくさん過ごしたいんですが。。。

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DSC-RX100 F5.6 1/500秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

ここから「オキの耳」を見るとわかるでしょうか? 左側の方からどんどん雲がかかってきていて、山頂部分が見えたり隠れたりしているんです。

せっかく登ってきた「トマの耳」なんですが、一度途中まで降りていって、またもう一つの峰に登らないといけないのが、なんか釈然としない?んですが、仕方がありません、一度降りて登ってきましょう。

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途中まで降りてきて振り返ってみた「トマの耳」です。山頂からはわかりませんでしが、こんな断崖絶壁の状態になっています。

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で、その下を見てみるとあり得ないほどの落差で下まで全部切り立っています。あそこで踏み外すと1000mくらい一気に落っこちます。すごいところだなぁ。

ちなみに私は高所恐怖症ではないのでこういうのを見ても怖くはありません。足がすくむだけです。

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DSC-RX100 F5.6 1/320秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

トマの耳とオキの耳の間ですが、ここがガイドブックにもありましたが高山植物の宝庫で、ルート中一番のお花畑でした。

というか、今回は本当に花が多くて、これにずいぶん癒されているんです。

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DSC-RX100 F5.6 1/160秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

サイバーショットDSC-RX100でもお花の写真をこうして撮影していますが、メインはNEX-7を使っていますので、それはまた改めて紹介したいと思います。

今回の登山記は続編ありです。

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トマの耳から歩くこと18分ほどで谷川岳山頂オキの耳に到着。標高1977mです。

時間は13時03分です。登頂開始から3時間で到着しました。


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トマの耳だけでも景色は良かったし、オキの耳はいいや、なんて事を言ってはいけません。こっちはこっちですごい絶景が待っているんです。

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DSC-RX100 F5.6 1/250秒 ISO125 プログラムオート WB:太陽光

岸壁こそ見えませんが、有名な一の倉沢の麓が見えるポイントで下をのぞくとこれまたすごいことになっています。

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ここでたくさんの方が命を落とされていると聞くといろいろな想いになってしまいます。ひときわたくさん花が咲いているのもそういう方たちのためなのかな?とか。

霧が出てきていますが、それでも、こうして一の倉沢側がすっきりと見られて良かった、良かった。

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※NEX-7にて撮影しました

ただ、山の天気は変わりやすく、この雲の塊がひとつ通り過ぎてしまえば、すかっと晴れる可能性もあります。

ここまでなるべく休憩を取らずにやってきたんですが、ここで小休止時間を作って天候の回復を待つことにします。

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※NEX-7にて撮影しました

水分は2リットルは必要ということで、言われたとおり2リットルの水分を持って天神平を出発しました。ここまでで1リットルほどを消費。言われていたとおり、どこにも水くみ場がないので持ってきた水分だけが頼りになりますが、なんとか足りそうです。

おにぎりは余分にと思って持ってきた5個をここで全部完食してしまいました。

屋外だとなぜかおなかが空くというか食欲が出てしまうんですよね。人間の心理的に野鳥の声を聞くと食欲が出るようになっているんだと日本テレビさんの「目がテン」でやっていましたが、それを実感。

なぜか夏のこの時期なのにウグイスの「ホーホケキョ」という声をずーっと聞きながら歩いてきたんです。それで食欲がたくさん出てしまったに違いありません。

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※NEX-7にて撮影しました

やや長めに30分の休憩をしたんですが天候は好転するどころかどんどん霧が濃くなってきたのと、来たときはたくさんいた人たちが、気がつけば誰もいなくなって私一人になっていました。

雨が降ってくるのを恐れているんだと思いますが、私も同様です。あきらめて下山することにします。下山開始は13時31分です。予定では休憩無しでロープウェイ駅まで2時間ほどかかる見込みです。

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※NEX-7にて撮影しました

先ほどの分岐点です。恐れていたほどではありませんが霧が出てきています。ちゃんと看板がありますので、看板の出ている方向に下山すれば問題はないんですが、疲れていてぼーっとしてしまったりしていると、ここをまっすぐに進んでしまい、いつまで経っても山小屋に到達できなくて。。。ということが起こってしまうかも。

ここは間違いなく右折して肩ノ小屋に降ります。

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※NEX-7にて撮影しました

肩ノ小屋でお土産購入。登頂記念に木札があったので、これを買わせてもらいました。100円です。リュックにでもぶら下げて歩こうかな。

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※NEX-7にて撮影しました

途中まで降りると霧も晴れてすっきりした青空に戻りました。遠くから見て誰かが「天狗のトマリ場」に立っているのを発見。気持ちよさそう~。

高所恐怖症ではないんですが、まねはあまりしたくありません。

こうして楽しく下山していると、だんだん汗が止まらなくなります。

どうやら標高が下がると気温が上がるみたいで、それで汗が出てきてしまうみたいです。2リットルあった水分ですが、これはちょうど全部飲みきってしまうかも。

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途中、4カ所にあるロープとチェーンですが、これがすごく助かりました。帰りで体力を消耗してしまっていて、なかなか足に力が入らなくなってしまっているので、全部ロープに頼って下ります。

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登りの時は、こんなところにチェーンなんて必要ないよ、とか思っていたところですが、上からみるとここは断崖絶壁です。よく、こんなところを通ってきたな。

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肩ノ小屋を出発したのが14時ちょうど。そこから1時間46分で天神平駅に無事到着しました。ほぼ予定通りです。

出発前の予定ではもうちょっと時間にゆとりがあったはずなんですが、土合駅からロープウェイ駅までの移動の30分がちょっと痛かったかもしれません。でも、無事に中級の山を一人で制覇できて良かったです。

ザレ場などがあり不安はありましたが、これくらいなら気を付けて慎重に進めば危ない目にはあいません。特別な技術なども必要はなく、手袋、トレッキングシューズなどきちんとした格好をしてくれば問題はないレベルでした。

これで私が持っているガイドブックですが、どの山での行ける自信がつきました。

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こちらが今回歩いてきたルートです。登山ルートの距離的には半分くらいのところにある「熊穴沢避難小屋」まで歩いて50分予定のところを40分で行けてしまい、それで今回は楽勝ペースとか思っていたんですが、帰ってきてみたら、大体予想された時間通りになっていたので、私の歩きのペースって遅くもなく早くもないんだな、と、一人納得。

写真を撮っていて、それで休憩時間がやや長めになってしまうので、それをしっかり計算に入れないと時間にずれが出てしまうんですが、それもわかりました。

  予定所用時間 実際の所要時間
 天神平駅 - -
 →熊穴沢避難小屋 0:50 0:39
 →天狗のトマリ場 0:30 0:42
 →天神のザンゲ岩 0:30 0:32
 →肩ノ小屋 0:20 0:18
 →トマの耳 0:10 0:08
 →オキの耳 0:15 0:18
 →トマの耳 0:15 0:22
 →肩ノ小屋 0:05 0:05
 →天神平駅 1:30 1:32
 合計 4:25 4:36

なお、各ポイントでの小休止時間をすべて足すと1時間07分ありました。途中でカメラのブツ撮りとかもしているんですが、そういう撮影タイムを加味するとやはりペースはだいぶ遅くなるんです。

でも人と歩くとすごく遅いような気がしていたんですが、ガイドブックと比べるとそんなに遅くなかったのは嬉しいです。もうちょっと体重を落として、ゆとりを持った行程にできるようにしたいと思います。

ちなみに、これらの時間はすべて写真の撮影データから割り出しました。どこかへ移動するとき、出発するときは忘れずになにか1枚写真を撮っておくとあとで撮影時間を見て、こういう行程表を作ることができるんです。サイバーショット、NEXに限った話ではありませんが、こういうのは旅行をするときには大事♪

 

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ロープウェイを降りてくると16時過ぎにベースプラザへ到着。

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乗りたかった16時05分初の水上駅行きのバスにギリギリで間に合いました。一応ゆとりは持っていて、この次の17時のバスが最終便。それで帰るプランも出してあったんですが、この15分の便だと、自分にちょっとしたご褒美があるんです。

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ちなみに他の方々はもっと早く下山されているようで、バス停には私ひとりしかいませんでした。(出発直前に数名の方が乗ってきましたが。)さすがにこれだけ足が疲れていると、バスで座れないとショック、とか思っていたんですけど、そんな心配はまったく必要なしです。

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水上駅に16時38分着。ここで特急券売り場に行って900円で特急券を急いで購入し、それを持って高崎行きの普通列車に乗ります。

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購入したのは特急の自由席券で、新前橋駅で乗り換えることによって浦和までちょっとグレードアップした電車で帰ることができます。

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こちらがそのグレードアップした特急で「あかぎ10号」という列車。JRに乗り慣れていないもので、こういう列車に乗ることができるというとちょっと嬉しいんです。

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贅沢をさせてもらって、帰りの特急の中ではSony Tablet Pに飛ばしたサイバーショット、NEXシリーズの写真を見ながら長い自宅までの車中を楽しませてもらってきました。

Sony Tablet Pってメモリーカードスロットとかあったっけ?というところですが、サイバーショット、NEX側にEye-Fiカードを入れてあり、これで撮影中に無線LANを使ってSony Tabletへ伝送するということをしていました。

☆当店blog 11.12.13「Sony Tablet で『Eye-Fi ダイレクト』を使ってみました」  

これのおかげでWi-Fi機能を搭載していないDSC-RX100でも無線で写真データをタブレット、もしくはスマートフォンに転送することができるわけです。

難しそうで使いこなせるかどうか。。という方も、面倒なのは最初の設定だけです。一度使い慣れてしまうと、これはとても便利です。

 

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以上、サイバーショット「DSC-RX100」の山岳写真撮影のまねごとでした。

私の撮影はプロカメラマンの方とは違ってセンスもなければ腕もありません。結局、ほとんどカメラ任せです。今回の撮影では全部プログラムオートにしています。所々、絞りをいじったりもしていますが、絞り優先ではなくプログラムオートにしていれば、F1.8にしてシャッタースピードが追いつかずに白飛びしてしまっていたとか言うことが防げます。

それよりもすごくシャープな写りになるこのカメラ。フレキシブルスポットAFにしてフォーカスを合わせたいところがどこなのかをきちんと設定してあげるのがより綺麗に撮影をするためのコツだと個人的には思います。

撮ってきた写真はどれもすべてスナップ写真ばかりですが、私にはとてもクオリティの高い写真ばかりで大満足です。防水性こそないものの、そういうときは私みたいなビギナートレッカーは山には入りませんので、これが1台あればもう全部OK。

この調子で百名山制覇をしたいなぁ!(言っているだけです。シリーズで行く予定は今のところありません。)

 

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☆当店blog 12.7.16「大人のための『45th Sony Aquarium』レポート」 
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☆PetaMapガイドブック「谷川岳山頂登山コースマップ」

谷川岳山頂登山コースへこれから向かわれる方の参考になればと思い、ソニーの地図サイト「PetaMap」に今回のコースに登場したスポット情報を集めたコースマップを作成しました。

私も初級ハイカーなので万全の自信を持った紹介にはなっていないかもしれませんが、私が出発前に思っていた不明点は今回のblogでなるべく案内をしたつもりです。

もしも、なにか間違った表記があるようでしたらご指摘いただければ助かります。 

 

 


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コメント 4

さやたん

昨日のTLも楽しみに見ていました。

しかしながら記事冒頭の谷川岳が長野と新潟と言うのは
群馬県民として見過ごす訳には行きませんでした。

群馬県と新潟県の境ですよ~!


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B2%B3

素晴らしい記事と写真楽しく拝見しましたw
お疲れ様でした。

by さやたん (2012-08-10 16:12) 

店員佐藤

♪さやたんさん、こんにちは。
昨日、あんなにたくさん群馬県の方々に優しくして
いただいているのに、大変申し訳ありませんでした。

早速、お詫びして訂正させていただきました。

超長いblogエントリーにおつきあいいただきありがとうございました。
谷川岳は本当にすばらしいところでした。また
近いうちにお邪魔したいと思います。

一の倉沢が見たいのと。。。地下ホームもやはり
一度は見に行かないと!!
by 店員佐藤 (2012-08-10 18:55) 

kujira

登山お疲れ様でした。山登りは憧れますね。街歩きだけでヘロヘロになってしまう僕には無理ですが(笑)。
ところでEye-Fiを入れたカメラのバッテリーの“持ち”って、入れていない時と比べてどうなんでしょう? ウチも自宅内でEye-Fi(無印)使ってますけど結構な電気食いです。(初代Eye-Fiだから?)

by kujira (2012-08-11 08:55) 

店員佐藤

♪kujiraさん、こんにちは。
街歩きを数時間続けられるならトレッキングもできますよ。
逆に街歩きの方がペースが速い分疲れるかも。(^_^;)

Eye-Fiばかり使い続けているのでなんともいえませんが
確かにバッテリー消費は多いかもしれません。DSC-RX100は
下山してきたときにはバッテリー残量が半分くらいになって
いましたので。

今度、機会があったら確かめてみます。撮影枚数と
使用時間の比較を私もしてみたいです。
by 店員佐藤 (2012-08-12 07:59) 

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