荒川サイクリングコース完全走破 上流編 [写真日記]

ゴールデンウィーク特別企画の第4弾です。今回はお泊まりでの自転車旅行レポートです。今回も特になんのオチもありませんし、特定製品のレビュー企画でもありません。ご興味ある方だけおつきあいいただければ幸いです。
さて、このゴールデンウイークですがボランティアで東北に行かれる方がとても多いようで、blogでいつも連携をしてくださっている、akoustamさんや、kozyさんもボランティアツアーへ行かれているようですし、私もこんな風に遊んでいるよりはボランティアで被災地に行った方がよいんじゃないか!?と、思っています。(おふたりの行動力には感服です。)
でも、ボランティア経験もなく、また体力もない、そのうえ飯だけは大量に食べる私が行ったところで役に立つのか? GW中はボランティア希望の方も多数いらしているようで、余剰気味というニュースも耳にしています。今回は行かれた方の話をうかがって、自分でも役に立てることがあるなら、少し時期をずらして行くようにしたり、それよりももっと役に立てることがないか、私ならではの方法はないか?というのを探したいと思います。
ちなみに先日ですが、とあるプロカメラマンさん方とお話をさせていただくことがあって、カメラは平和産業。みんなの平和の上に成り立つ業種だし、震災からこちら、まったくものを生み出す、原稿を書く気力がかなり衰える、という話をされていました。
それは私も一緒で震災から1ヶ月半以上経ちますが、製品紹介記事を書いていても身が入らないというか、乗り切れないというか、こんなへっぽこ店員でも、どん底状態をずーっと味わっているんです。
震災から1週間経ったところで「平常を取り戻そう」なんて言っていたんですが、やはり未だに平常には戻らないんです。このゴールデンウイークをきっかけになんとか気分だけでも元に戻そうと、去年行ったところと同じところに行ってみたり、新しいイベントを紹介したりしているんですが、こうやって被災を受けた方以外の方に気分的に平常感を取り戻せる記事を書いていきたい、当店blogをご覧いただいてどこかほっとしていただきたい、そんな思いでいます。
ということで、今日は平日なんですが、お休みをいただいて自分一人でいろいろ考える時間をつくりました。
ボランティアのための体力作りもかねて、自分の体力に挑戦。身近な荒川の源流に近いところから自転車で自分の家まで自力で帰ってくる、というのをやってみました。

出発は朝の6時半でした。いつも通勤で上りホームに行くところを、空いている下りホームに行くのって、夢じゃないですか? スーツ姿の方が列を作っているのを尻目に、半ズボンの完全お遊びスタイルで、反対ホームに立つのはすごく気持ちがよかったです。
下り電車はずーっと空いているのかと思いきや、学生さんが主要駅でたくさん乗ってきたり、いろいろ山があるみたいです。最後は写真の通り、誰もいない車両の中で一人、自転車を運んでいる感じになります。
目的地は東武東上線の終点、寄居からさらに秩父鉄道に乗り換えて終点の三峰口駅まで行ってきました。電車賃だけで1500円くらい。

さらに上流の秩父湖というのがあるんですが、そこまで行くのにはバスが必要で、そのバスに自転車を乗せることができるのかどうかの確認がとれなかったので、今回は三峰口駅をスタートにしました。
本当は自宅から、この三峰口を目指したかったんですけど天気予報で今日は北西の風が強い、とのことでそれだと向かい風になりそうだったので、急遽、下りにすることにしました。結果的にいうと、これでないと私はたぶん、やり遂げられませんでした。
だって、坂がすごいんですもん。
こういうところを走るのは私は初めてなんですが、坂が地元のほうと違って角度がすごい上に長いんです。地元の方の坂は急でもちょっとがんばればすぐに乗り越えられるので、それこそ瞬間的な根性だけ出せば登り切れるんですが、秩父の山の坂は無理です。
坂があり得ないほど急な上にそれがずーっと延々と続くんですから。
今回は上流からの下りサイクリングなのでだいぶ楽をさせてもらいましたが、それでも8割下り坂、2割登り坂で、その2割の坂が全然登れなくて、かなり歩きました。
いやぁ、なめてました。
荒川沿いに走るとはいえ、下流の方みたいに川沿いの道はあまりありません。川の姿を見るためには時折、橋を渡って様子をみるしかない、というのが予想とちょっと違っていたところ。

なので川の見えない内陸部を走ることが大半だったんですが、それでもおもしろいですねぇ。普段は見かけない珍しい風景をあちこちで見かけます。
ゆっくりとこれらを見学しながら行きたいところなんですが、下り坂ばかりとは言え、すすみが最初からすごく遅いことが発覚。最終的に平均時速は14kmちょっとになるんですが、このとき、1時間ほど走ってみて、距離にして10kmくらいしか進んでいなかったんです。
やばいんです。計算上は今日は1日で80kmほど走る予定なんですが、10時出発で8時間かかってしまうと18時到着。しかも休憩なし。それは耐えられない!ということで、予定していた回り道は全部ショートカット。
本当は秩父ミューズパークへ行ったり、羊山公園の芝桜を見に行ったりするつもりだったんですが(行けるわけがない、とは半分思っていました)、まったくそういうオプショナルツアーはなし。
ただひたすら、予約をしてある熊谷の宿を目指すのみになってしまいます。

羊山公園の芝桜はかなり涙をのんでパスしました。今が旬だと言っていたしきれいなんでしょうねぇ。でも、そこに行くには秩父の街を横断して往復して、しかも私の大嫌いな登坂を2本攻略しないといけないという、地獄の選択だったんです。
残念な気分でいると、これです。
なんでもない、普通の交差点なんですが丘を利用してここに芝桜を植えてくださっている方がいらっしゃるんみたいで、目にも鮮やか! 感激しました。
これで羊山公園に立ち寄れなかったけど、納得です。しかし、これはとてもありがたいなぁ、どこのどなたか知りませんが、ここで感謝の言葉を思い切り述べさせてください。これですごくテンションが上がりました!

その後も橋を渡って、川の右岸、左岸を行ったり来たりします。渓谷風だった川の姿が、だんだん石畳状になってきています。

親鼻橋を渡ると懐かしい鉄橋が見えてきました。
そうです、あそこは2年前の秋に当店のαバスツアーでやってきた秩父鉄道の撮影ポイントです。有名なSLの撮影ポイントでもあります。

その上長瀞へ立ち寄り、ここで昼食に。時間もちょうど12時です。
本当は距離にして40kmほどあるはずだったんですが、ショートカットにショートカットを重ねて、ここで22kmくらいの距離。どうやら私の自転車は一般道ではミニ休憩込みで時速10km前後になってしまうようです。

高尾山でとろろそば、埼玉B級グルメ対決で焼きそば地獄にあっていたので秩父名産のおそばはここではパスさせてもらって、2回ほど聞き返されたんですがすき焼きうどん大盛り1260円をいただきました。
やっぱり私はうどん星人なんです。
ちなみに埼玉県ってうどんの生産量は全国2位なんですって。どうりでうどんが好きなわけだ自分は!って、昨日思いました。

2年前のαセミナーの時はこのあたりでバスを止めて河原に降りたんです。懐かしの撮影ポイントで私も河原に降りていきたかんたんですが、まだ距離にして50km近く残っています。
とても休憩をしている場合ではありません。先を急ぎます。

あ、ここは長瀞の駅の近くの駐車場です。ここにバスを止めて石畳を見に行ったんですよねぇ。今日はまったくバスもなにも止まっていないみたいです。
ゴールデンウィーク中なのに、平日だとこんな感じになっちゃうのか。今日はあまり休んでいる人はいないのかな?

長瀞で岩畳を見学しなかったので、その下流にある橋を渡って川の様子をみるんですが、そうか、猛烈な石畳になっているのは長瀞周辺のちょっとだけなんです。
雰囲気だけ味わって先に進みます。

そして、ここが今回の旅の一番の難所です。ガイドブックにも長く上り坂が続く、とあるんですが、本当に長かった。最初の2カーブくらいまでは自転車をこいで上っていったんですが、3つめのカーブがまた登りになっていたのをみてあきらめました。結局、全部でいくつくらいのカーブが続いたんでしょう?8つくらいあったのかな?
女の子がスポーツサイクルな服装でガンガン登っていくのを見て悔しい思いをしていたんですが、さらに上まで登り切ったからか、すごい勢いで下に下っていき、また登ってくるのを知ったときはちょっとショックでした。
とてもかないません。

で、その坂を手押しでなんとか登り切って、さぞやすばらしい景色が見られるかと思いきや、下をみるとこんな感じです。遮るものだらけで下界が全然見えません。
うーん、苦労して登ってきてもこういうことがあるんですよねぇ。

と、下り初めて100mも行かないうちに、なにやら看板もなにもないところなのに、次々に観光客が道路を渡って行く姿を発見。

大きな看板はないんですが「金尾山つつじまつり」というノボリが見えます。
山から下りてきた方に聞くと「1周で10分くらい、登るだけなら5分くらいだし、見てった方がいいよ」なんて声をかけられます。正直言って体力はへとへとだし、時間もないし、とても山に登る気にはなれないんですが、ここまで全部の観光スポットをすっとばしてきているんです。
ひとつくらい立ち寄っていかないともったいないのでは? ということで思い切って立ち寄ることにします。

当初は下の方だけグルッと見て、体力温存で帰るつもりだったんですけど、下ってきた方に「上からの眺めはかなりいいよ」なんて言われて、結局山頂まで登ることに。
その眺めは確かに本当によかった。
だって、こんななんです。
絶景でした。
つづじも数が集まると圧倒的です。
良い景色がひとつだけですが収められてよかった。
ただ、目標にむかってあくせく前進していくのも大事ですし、目的を達成することはなによりも大事なんですが、ちょっとこうして目線を変えることで、それまで見ることのできなかった世界があるんです。
こんな観光スポットは私がルートの下調べをしたときにも全然見つけられなかったし、地元の方たちの間では有名なスポットなのかもしれません。今回のサイクリング旅ならではの景色が手に入れられrた気がします。
皆さんへのお土産もひとつだけですが、これでできました。

さぁ、時刻は14時。予定よりもだいぶ押していますが、実はここからはアップダウンもほとんどなく、平坦な道になります。幹線道路中心に一般道を走ることには変わらないんですが、もうあとは休みなく熊谷を目指していきましょう。

ひたすら自転車をこぎます。ナブユーNV-U35に今回はナビをお願いしています。観光名所のスポットをいくつか登録してあって、自分でルート選択をするときに各ポイントを選んで向かっていきます。秩父市では用意していたスポットを全部すっとばす結果にはなりましたが、ま、それも臨機応変に対応してくれるNV-U35ならではの機能。
本当だったらNV-U37という新型モデルのレビューを今回はしていたんだろうなぁ。。。というのはいいっこなしです。

途中、ダムを発見。こんなところに堰があったんですねぇ。

で、時間にゆとりがまた出てきたので、ここでまた色気を出して「ひろせ野鳥の森駅」というのを目指します。
駅名がすごいですよね。野鳥の森駅ですよ。もしもすごいところだったら望遠レンズを持って野鳥撮影にこなくちゃ!と、思ってついつい寄り道してみることにしたんですが、こういうところがNV-U35のだめなところと言うか、突然、砂利道のオンパレードになってしまい、かなりくじけました。
こんなことなら、そのまま熊谷に向かえばよかったのに。。。(>_<)

で、到着した「ひろせ野鳥の森駅」ですが、全然、森はありませんでした。それどころか普通の住宅地です。なんてすてきな駅名をつけてしまったんでしょう。(>_<) 紛らわしいので駅名を変えてくださーい。
野鳥ではありませんが、近所に学校があるのか女子高生さんたちのおしゃべりはたくさん聞けました。それがもしかして野鳥の由来だったりして!?

ということで、無事、熊谷のホテルにゴールです。時間は16時半。ここからさすがに自宅まで自転車で続けて走っていくのは不可能です。ちょうどよいところに宿を取れました。

こちらがそのホテル。ここでこのblogエントリーを書いています。

今日の行程はこちら。距離は63.0km。平均速度14.6km/h。休憩時間を除く走行時間は5時間18分でした。ナブユーNV-U35はサイクリングナビだけではなく、サイクリングコンピュータとして、そういう情報の記録もとってくれます。
バッテリーは公称9時間とのことですが、実際にはそんなに持ちません。スタミナモードでも普通にちょこちょこと道案内を画面で呼び出すと4時間~5時間くらい。今回はCP-A2LSを使って途中で1時間ほど充電をしながら使っていたので、バッテリーは最後まで全然OKでした。
さぁ、ホテルで各種モバイル機器を充電して、明日は自宅まで帰りますよ。

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おじゃまします
長時間のサイクリング、お疲れ様でしたm(_ _)m。
私もたまにオートバイで秩父のほうに行きますが、あのあたりの山坂道を折りたたみ自転車で走るのは、かなりしんどかったのでは?とやはり思ってしまいます。
つつじ、絶景ですね^^。
この時期よく榛名山にも行きますが、やはり山つつじが見事です。がんばった分以上のご褒美ですね^^。
明日も御自宅まで無事走りきれますよう、応援してます~♪
ちなみに私も長瀞、といえば「うどん」です^^。
by K (2011-05-02 23:18)
♪Kさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
うちの27,800円の自転車ですが、結合部がギシギシ
音を立てるようになってきました。体重オーバーで
ちょっと負担がかかっているみたいで。(>_<)
もうちょっと体重を落としてから買い直してあげたいです。
ツツジは絶景でした。やっぱりつらい思いをしないと
すてきな景色は手に入らない、って思えました。
これから朝食をとって、それから帰宅したいと思います。
by 店員佐藤 (2011-05-03 06:55)
輪行イイですねぇ!折りたたみ欲しいなぁ。
by hanamura (2011-05-03 10:32)
山ポタ、凄いですね&お疲れ様です。
そういえば秩父鉄道って、一部区間はサイクルトレインですよね。
駅のパンフみて気がつきました。
まんま自転車載せてみたい~
by RA夢マスター (2011-05-03 13:58)
いつも拝見してます。
こちらのブログは心のオアシスになってます。
いろいろソニーも大変だけど、ソニーの新製品がでたら
買って、わずかな額だけど応援します!
by けろり (2011-05-03 16:19)
♪hanamuraさん、こんにちは。
私は値段重視で売り切り安価になっているモデルを買いました。
27,800円で安かったんですが、重量が13.7kgとかなり重い
自転車なんです。予算があるようでしたら7~8万円くらいの
しっかりした軽量モデルを買われた方がよいと思います。
買い換えたいんですけど、まだ乗れる、と思うともったいなくて
買い換えができないんですよね。自転車って。
by 店員佐藤 (2011-05-04 07:23)
♪RA夢マスターさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうなんです。私も中吊り広告で発見しました。GW中は
やっていないそうですが、土日に利用できるみたいです。
秩父から長瀞にかけてのサイクリング、またやってみたい
です。
by 店員佐藤 (2011-05-04 07:26)
♪けろりさん、こんにちは。
コメント&応援ありがとうございます。
そう言っていただけると涙が出てきてしまいます。(>_<)
新製品がのきなみ発売延期になってしまっているみたいですが
夏頃には一気にスパートをかけてくれるかな?と、期待しています。
by 店員佐藤 (2011-05-04 07:33)
こんにちは。私も今日金尾山のつつじを見てきました。とても良かったです。(私も自転車ですが、寄居側からです。) 偶然に訪問なさったのは、かなり運がいいと思いいます。他の方もコメントしてましたが、秩父から走ってきたご褒美かもしれませんね。秩父から熊谷ですか・・・・すごいですね。
by katsu9999 (2011-05-06 00:57)
♪katsu9999さん、こんにちは。
寄居からでも相当な坂を登られたんじゃないですか!?
秩父からと言っても8割は下り坂でしたから。
金尾山のつつじは本当にラッキーでした。あそこを
通ったのもラッキーですし、通り過ぎる方達が皆さん
勧めてくださるので、それがなかったら山に登ることも
なかったでしょうし、本当に感謝です。
ちなみに山頂にヘルメットを忘れてきてしまって
山頂まで2回登ったのは内緒です。
by 店員佐藤 (2011-05-06 18:38)
DahonにRixen Kaulのバックを見てコメントしました。私はDahonの
マンゴーオレンジ(Vector27h)ですが、三峰口と熊谷間を輪行する計画です。サドルバックは散々探しましたが、写真のRixen Kaulが最後の選択肢となりそれをも買う予定です。
東武東上線と秩父鉄道で三峰口まで行きそこから熊谷を目指す予定ですが、日帰りですので朝8時ごろには三峰口を出発して昼食を含めて遅くとも
3時までに熊谷に到着して帰路(日が短いので)につきたいと考えています。地図を見ていませんが、上り坂が大変で押さないと難しい勾配だった
とのですね。
by Don Ponta (2011-11-19 00:49)
♪Don Pontaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
本物のダホーンのオーナー様とはうらやましいです。
サドルバックはこの時以降、これを使い続けていますが
ちょっと大げさすぎて、近所のポタリングにもこれだと
もてあましてしまいます。もうワンサイズ小さいモノも
買い足したくなります。(大は小を兼ねてそのままつかって
いますが。)
人一倍体重が多いのと根性と脚力が弱いモノで、私には
全然登れない坂が何カ所かありましたが、27段もの変速機が
搭載されたVector X27hでしたら、すいすい登れてしまい
そうですね。
楽しい旅になることを願っています。
by 店員佐藤 (2011-11-19 01:51)