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NEX-5と50mmF1.4単焦点レンズ [α写真路の話]

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天気予報では雨の一日だったんですが、午前中に陽がさしてきたので「ちょっとそこまで行ってくる~」とか言いながら自転車でくるっと一周、写真散歩してきました。試してみたのは写真のもの。

NEX-5にマウントアダプターを装着して、Aマウントレンズの「SAL50F14」という50mm単焦点レンズを装着して楽しんできました。この組み合わせ、外観もすっきりしていてかっこよくないですか? ちょっと気になる組み合わせの使い方なんです。

 

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NEX-5に、ソニースタイル購入特典で同時に買った吉田カバン2WAYバッグを使ってレンズと一緒に持ち歩いてきました。ちょっと1時間くらいのつもりがついに2時間もふらふらしてきてしまって。

NEX-5は肩掛けして持ち歩くので、吉田カバンには2本のレンズを入れていくことができます。お気に入りのオールドレンズも試したかったので、それと、Aマウントのレンズ、50mm単焦点レンズを持って行きました。

TVCMのおかげで「背景ぼかし」がアピールされていて、初めてNEXを使われるお客さんには、どうやって背景ぼかしをするんですか?とか聞かれるんですが、その背景ぼかしをもっとできちゃうレンズを使ってみます。

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まず1枚目の写真はNEX-5の付属のズームレンズSEL1855を使って望遠側で背景ぼかしを使って撮っています。被写体の自転車までちょっと距離があって、背景のぼけはあまり強力な感じではないですね。

もともと、ズームレンズって背景ぼかしがそれほど得意なものではなくて、ある程度条件をそろえないとぼけないんです。この場合は被写体がちょっと遠いのでぼけにくくなっている感じ。

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2枚目の写真は50mm単焦点レンズを使って、ちょっとぼけやすくして撮影をしました。リサイズしているのでちょっとわかりにくくなっていますが、1枚目の写真よりも自転車が浮き出ている感じに見えますね。

もうちょっとわかりやすい比較をしてみましょう。

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↑これはズームレンズを使って背景ぼかしをしているところ。ピントはベビーカーで合わせています。背景ぼかしを使って背景の木や電線、車はややぼけている感じ。サイバーショットとかを使うとそういう背景もぴったりフォーカスが合っているように見えるので、これはこれでデジタル一眼ならではの写りではあるんですが。。。

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50mm単焦点レンズを使うとよりぼけます。ここまで派手にぼけると、すっかりベビーカーと小さな自転車だけが浮き出て見えてきます。

どういう違いがあるのかというと、これがちょっとややこしい話になって「絞り」の説明を全部しなくてはいけなくなります。詳しく知りたい方はデジタル一眼カメラの入門書などを読んでいただくと、最初の壁というか、なんのことを言っているんだ!?というシャッタースピードと絞りの関係を知ることになると思います。

一言で説明すると同一焦点距離で比較した場合、絞りを開く(光を多く通す)と背景ってぼけやすくなって、狭いとぼけにくくなるんです。50mmF1.4の単焦点レンズというのは「F値」が小さなぶん、絞りを開く面積がかなり広くて、こうして背景ぼかしをするとものすごく強力にぼけを作ることができるものなんです。

ズームレンズでも条件を作ればボケを盛大に出すことはできるんですが、それをより強力にできるのがF値の小さい単焦点レンズ。

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↑これもNEX-5付属のズームレンズで撮影したところ。被写体までの距離が近く、背景までの距離が遠いと背景ぼかしは効果が高くなります。

「背景ぼかし」というネーミングはホントに絶妙だなぁ、と思うんですが、これ、普通のカメラ用語でいうと絞り値のことをさしています。背景ぼかし=絞り開放と言って、シャッターを切ったときのシャッターが開く面積を大きくするというもの。

さっきまでの写真と比べるとだいぶ背景がぼける様になりましたが、同じ条件で50mm単焦点レンズを使うと。。。

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こんな感じでもっとぼけてくれます。より主題がはっきりしてきて、自分が撮りたかったものが浮き出てくるんです。これがデジタル一眼ならではの写真、撮影の醍醐味ですよね。

ただし、欠点というか使いにくい点もあって、これはズームレンズではないので、画角は50mmの決まったものでしか撮れません。ズームレンズでいうところの望遠側にリングを回して、そこでセロテープでリングを留めてしまっている状態での使い方になります。

なので、都合良くズームを使って画角を決めることができなくて、必要に応じて自分で被写体までの距離を作る必要があります。ま、それも私も言われた時はなんのことを言っているのかよくわからなくて、自分で単焦点レンズを使って、それである程度写真を撮ってみないと意味がわからなかったんですけどね。

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たとえば、鉄橋にかかる電車を撮影するとき、ワイド側が使えないので、こうして鉄橋がかかっている全景を見渡せるところまで下がらないといけないので、だいぶ遠くまで離れる必要があります。

でも、おかげでそうやって場所探しをしているところで、釣りをしている人、川が広く見える場所を見つけることができたりもしました。

ここ、ちょっと背景がごちゃごちゃしていますが、もう少し低いところから撮ると良い感じかも。

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土手にある自転車を撮影するときも、自分で土手に降りて、ちょうど良さそうな画角になるところまで、下がってみたり。。。こういうことをすることって、ズームレンズだけしか使っていない、サイバーショット時代にはやったことがなかったんですが、α100を手にしてから4年、自然とこういうことができるようになりました。

 

さて、50mm単焦点レンズを使ってみての感想なんですが、マウントアダプターを使っているので、フォーカスがすべてマニュアルになります。オートフォーカスが使えないので撮影するたびにピントを手動で合わせることになるんですが、NEX-5に搭載された92万画素の高解像度モニター。それと撮像センサーで撮っていることで、写真を撮るときと全く同じ画質でのモニタリングができます。

従来のα350、α550のライブビューでマニュアルフォーカスをする自信なんて、あまりなかったんですが、NEX-5のそれは全然、やりやすさが違っていて、ライブビュー操作でも楽勝でマニュアルフォーカスができます。

たとえば。。。

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これは絞り開放と言って、一番ぼけが出やすい状態なんですが、奥にあるフィギュアにフォーカスが合っている状態でぱちり。

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続いては手前に来ているフィギュアにピントを合わせてぱちり。これが偶然ではなくて自分の意志ではっきりとわかるレベルでピント合わせができるんです。

私にとってはα350、α550のファインダーでマニュアルフォーカスをするよりもNEX-5でのマニュアルフォーカスの方がピントの山は絶対につかみやすいです。

さすがに撮影をするときにオートフォーカスみたいに構えてすぐにパシャっとはいかなくて、1枚1枚の写真を撮るのに時間がかかりますが、それでもこの描写力の差は捨てがたいものがあります。うん、やっぱり良いですねぇ。50mm単焦点レンズ。

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そうそう、ボケのことばかり言っていますが、ちょっと絞ってあげて「背景くっきり」にすれば、こうしてフィギュア全体にフォーカスが合っているような写真にすることもできます。

ソニーのαレンズには他にSAL50F18というもっと安い単焦点レンズもあって、軽さもそちらの方が断然軽いんですが、価格が倍違う分、こっちのSAL50F14の方が画質は良いんですよ。具体的にどう良いのか、私も腕と知識がないもので、うまく説明ができないんですが、そっちの撮り比べも今度してみますね。

 

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ちなみに今日は6年ぶりにトイ・ストーリーのおもちゃを押し入れから出してきました。来週から公開の始まる映画「トイ・ストーリー3」への気分を盛り上げるべく、一時的に我が家はトイ・ストーリーモードです。

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白のみ!

この組み合わせバッチシですよね。
私のNEXはブラックなので
キットレンズよりキットレンズっぽいです^^

by 白のみ! (2010-07-05 08:47) 

店員佐藤

♪白のみ!さん、こんにちは。
やっと、普通のマウントアダプターレビューの入り口に
たどり着きました。これからAマウントレンズの組み合わせを
1本、1本、試して行こうと思うんですが、まずは50mmF1.4
ですよねぇ。確かにブラックボディだと、一層スタイルが良さそうです。
by 店員佐藤 (2010-07-05 10:34) 

fullcon

レンズはあるので、後はボディを買うのみです。( ̄^ ̄)y-~~
by fullcon (2010-07-05 13:44) 

店員佐藤

♪fullconさん、こんにちは。
先週はシルバーボディのWレンズキットがオーダー可能だったのに
またWレンズキットがなくなっちゃいました。(>_<) もう、このまま
夏休みまで品薄状態は続いてしまうんですかねぇ。
by 店員佐藤 (2010-07-05 16:39) 

penguin

待ってました、これぞ佐藤さんならではのレンズ比較解説!

30mmマクロもいいですが、50mm F1.4もきまってますね。よし、これで行こう。
by penguin (2010-07-05 20:01) 

ねこっち

カメラメーカーは50mmF1.4が命だった時代が長かったので、名品が多いですね。ソニーさんは50mmF1.4はフルサイズ用ですし、F1.8はDT用ですし。
さすが、ソニーの50mmF1.4いいですね。明るいレンズは解放だとピント幅が紙みたいに薄いのが面白いし、大変な部分でもありますが。

マウントアダプタでAFが効けば、Αマウントのこのレンズや30mmマクロとかにも触手が伸びるかもなんですけどねぇ。
by ねこっち (2010-07-05 21:04) 

謎のふぇ

いつも楽しんで、記事を読ませていただいています。

NEX、いいですね。
レンズがもう少し増えてきたら、ちょっと購入をしようかなと思っています。

私は私は単焦点レンズ使いなので、ちょっとコメントを書きたくなってしまいました。(ズームはほとんど使いません。)

単焦点を使う際は
1) このレンズ・被写体なら、この距離で撮れる
2) この距離・被写体なら、このレンズで撮れる
3) このレンズ・距離なら、この被写体を撮れる

を考えながら撮るといいかな、と思います。

続けていると、ファインダーを覗く前からこれらがすぐにわかるようになってきます。
すると面白いことに、ズームレンズを使って画角をあわせるより、全然早く、迷いなく構図が決められるようになります。

それにはまずは自分の好きな焦点距離を見つけると早いと思います。それをひたすら使い込む…。

私の場合は35mm換算で、28mmと85mmが好きな焦点距離なので、ちょっと出かけるだけのときは、この2本だけもっていきます。
by 謎のふぇ (2010-07-05 23:07) 

こざえもん

HiVision Fairのとき佐藤さんと話しましたが、α700でメインレンズとして使っているSAL1680ZをNEXにつけてみたいんですが、待てばもしかしたらAFの効くマウント・アダプターが出てくるんじゃないかと、踏み切れないでいます。
私も結構カメラ歴は長く(長いだけですが)、一番最初に買ってもらったOLYMPUS PEN FTを今でも時々持ち出しています。
その後OM-1までがOLYMPUS党でした。
この頃はフォーカスも、露出もマニュアルだったので、もしかしたら違和感はないのかもしれませんが、じっくり撮っていた(撮らざるを得なかった)フィルム時代と違って、とにかく「下手な鉄砲も数撃ちゃ」のデジタル時代になっているので、どうなんでしょうか。

最後になりましたが、昨日メモリースティック届きました。
ありがとうございました。
by こざえもん (2010-07-06 21:06) 

店員佐藤

♪penguinさん、こんばんわ。
たいした作例が用意できないんですが、また是非
おつきあいください。

50mmF1.4ですが、ピントの山もつかみやすいし
F1.4まで明るくなるレンズはそうそうないので
これはお買い得レンズかもしれません。

是非、NEX-5でお楽しみください!
by 店員佐藤 (2010-07-07 00:27) 

店員佐藤

♪ねこっちさん、こんばんわ。
ファームウェアアップデートでAFが可能になるという話は
私はメーカーさんからはうかがっていません。あくまで
ネット上の噂として当店ではとらえているんですが。。。
もしも対応するとしても、このSAL50F14はレンズ内に
フォーカシングモーターは内蔵していないのでどっちにせよ
MFオンリーになると思います。

それを考えるとAF化の可能性があるSAL50F18の方を
おすすめした方がよいのかもしれませんが。。。おっしゃるとおり
F1.4のカミソリみたいな被写界深度はおもしろいんですよね。
MFも使いやすいですし、やっぱり、F1.4の方がおすすめです。
by 店員佐藤 (2010-07-07 00:30) 

店員佐藤

♪謎のふぇさん、こんばんわ。
そういえば私もα100を買ってから2年間は
28mm単焦点レンズばっかり使っていました。
28mm(35mm換算だと43mm相当)は私の得意領域。
自然と画角が見つけられる感じでした。

それくらい長く使ってなじまないともったいないですね。
16mm単焦点にもそれくらいなじまなくては。。。
by 店員佐藤 (2010-07-07 00:40) 

店員佐藤

♪こざえもんさん、こんばんわ。
SAL1680Zもレンズ内モーター搭載ではないですよね。
でも、そうか、マウントアダプターにモーターをつけちゃう
という方法もあるんですよね。

そういうアクセサリーが今後、盛り上がることに期待しています。
by 店員佐藤 (2010-07-07 00:44) 

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