α550でメリークリスマス! [α写真路の話]

まだクリスマスイブですが、当店のクリスマス特別企画ということで一昨日、表参道までイルミネーション撮影に行ってきましたので、その様子をお届けしたいと思います。
α550を持ってのイルミネーション撮影挑戦記です。今までいろんなセミナーで聞きかじってきたことを、実践してきました。

さて、場所は原宿・表参道です。10年ぶりに表参道のケヤキ並木のイルミネーションが復活したとかでニュースになっていましたが、12月1日から1月10日まで、17~22時の時間で点灯しているそうです。
11月にα550が届いてから、いろいろな被写体を相手に撮影練習してきていますが、このイルミネーション撮影もやってみたかったんです。
なんせα550をすでにお持ちの方なら気持ちはわかってくださると思うんですが、背面の液晶モニターがなんせ高性能でちょっとした夜の風景を写真にとるだけで、身もだえするほどきれいに夜景が撮れるんです。これ、ちゃんとしたイルミネーションを撮影したらもっと気持ちよいんだろうなぁ。。。ということで、試してきました。
さて、セミナー各種やガイドブックなどを読んで、夜景撮影に関してのいろいろなテクニックは覚えているんですけど、それをなかなか試す機会がありません。そういうテクニックは知識として覚えても身にはつかず、自分でやってみないと自分の技にはなりません。
ひとつひとつのテクニックを試してみます。
露出補正+0.7EV
まずはこれ、普通にプログラムオートで撮影している(やや、露出補正しています)写真です。表参道ヒルズのきれいに飾られたイルミネーションの様子なんですが、写真でみるとなにか感動がありません。見た目にはもっと派手に見えるんですけどね。
ということで、ここで露出補正してみます。
露出補正+1.3EV
ちょっとやりすぎなんですがこれは露出補正と言って、カメラが自動で感知している明るさよりも、もっと大幅に明るくするようにして撮影した写真。
イルミネーションが思い切り派手になりました。
そう、イルミネーション撮影の第一歩は露出をあげること。これで単なる電球撮影からイルミネーション撮影にしてくれます。このときは私は基本を+0.7EVに設定しておいて、撮影後のプレビューで物足りない!と、思ったときはさらに補正を強くかける、ということをしてきました。
なるほど、これだけの事で写真が全部デラックスになりますねぇ。
ホワイトバランス:オート
続いてはホワイトバランスです。これは表参道ヒルズの隣にあるラルフローレンの建物ですが、まぁ、普通にきれいに撮れていますが、うーん、実際にはもうちょっと暖かみのある色なんです。
α550ではオートホワイトバランスの具合がかなり良くなっていて、見た目に近い色を出してくれるというか、あとから補正をしなくても使える写真が激増していて、かなりお気に入りな感じにはなっています。
が、ここに演出を加えたい、というときはやはり手を加えます。
ホワイトバランス:日陰モード
これもちょっとやりすぎなんですが(^_^;)ホワイトバランスを太陽光とか日陰、曇空モードにすると一気にオレンジな感じの暖かい写真になります。
逆にこれを電球色モードにすると先ほどのオートホワイトバランスと同じ色になるので、正確なホワイトバランスをとってくれてはいるんですが、こっちの方がやはり雰囲気があるかなぁ。
ホワイトバランスってなに?という方も多いと思いますが、私もきちんと人に説明できるほどの理解はしていません。ですが、こういう使い方だけ覚えておいて効果だけ利用できれば良いかな?とも思えます。青っぽくしたいなら電球色モード、オレンジにしたいなら太陽光モード、みたいに覚えておくとよいようです。
ノーマル撮影
続いては「オートHDR」です。これは明るいところと暗いところの差があるときに人間の見た目に近い状況にするため露出を変えたシャッターを高速に2枚切って合成するというもの。
日中の逆行時や、窓からの風景などに効果があることはわかっていたんですが、夜景では効果があるのかな?と、試してみたのがこちら。
オートHDR撮影
看板のきれいなモデルさんを写したかったのですが、そこにギリギリ露出をあわせて撮影すると1枚目の場合、街路樹イルミネーションが寂しくなってしまっています。HDRを使うとだいぶ街路樹が浮き立ってきていますね。
HDRのコツは暗いところを持ち上げてくれる、なのでこういう場合は明るい看板に露出をあわせるのがコツ。
α550っていろいろ遊べて楽しい!
絞り値:F1.8
ついでに、こちらは当店の2009年人気ナンバーワンレンズに輝いた「SAL50F18」という、新しい50mm単焦点レンズの写真です。
イルミネーションを背景にして絞りを開いてあげると、こういう点光源というんですがLED電球がきれいにぼけてくれて水玉風になります。単焦点レンズを買ったら、こういう写真を撮ってみたくなるんです。
で、背景をぼかすには絞りをとにかく開くのがコツ。ということで、絞り開放のF1.8にして撮影してみたんですが、あらら、点光源が丸くなくてラグビーボールみたいになってしまいました。画面の真ん中あたりはきれいに丸くなるんですが、端の方に行くとどんどんゆがんでしまいます。
これも11月に開催されたソニーフェスタでの馬場先生のセミナーで指摘がありました。このレンズにはこういう癖があるので、それが気になるときは2段ほど絞ると良いんですよ、とのこと。
絞りというのはレンズを通る時に光が通ることができる面積のこと。光が通る面積が狭いとピントがあって見える範囲が広くなり、光が通る面積が広いとピントがあう範囲が狭くなってみえます。絞るとその分、ピントが合いやすくなってしまい、ぼけなくなるんですが、ちょっとやってみましょう。
絞り値:F4.0
これはだいぶしぼってF4.0にしたところ。ボケている点光源がやはり小さくなってしまっているのと、これもよく見ると点光源が丸くなくてカクカクして7角形くらいになっているように見えます。
絞り羽根の形がそのまま見えてしまうんですね。これも頭で理解しているだけだったので、実際にやってみると本当に言われた通りの効果があって楽しい。。。
もうちょっと丸みをつけたいので絞りをちょっとずつ開いてみます。
絞り値:F2.8
何枚か撮影してきたんですが、この距離の場合は絞りF2.8が一番良い感じでした。F2.0ではまだラグビーボール状態になってしまうし、こういうここぞという撮影の時は絞りを何種類も変えて撮影してみるのがよいんでしょうね。
これらのイルミネーション撮影のコツ。いっぺんに全部思い出して全部のことを反映させるなんていうのは、まだまだ出来そうもないんですが、ちょっとずつ挑戦、挑戦。
今回のお気に入り写真はこちらです。
α550+SAL50F18 1/40秒 F2.0 ISO1600 +0.7EV WB:日陰モード
α550+SAL50F18 1/60秒 F2.0 ISO1600 +0.7EV WB:日陰モード
α550+SAL50F18 1/60秒 F1.8 ISO320 +0.7EV WB:曇天モード

表参道ヒルズの中にもクリスマスツリーがあってここでもたくさんの人が写真を撮っていました。ほとんどの方が携帯電話での撮影。なるほど、私はいつも携帯の他にカメラを持ち歩いているので気にしませんが、携帯で写真を撮る人にとっては携帯のカメラ性能ってすごく重要なんでしょうね。
α550+SAL50F18 1/320秒 F1.8 ISO200 +0.7EV WB:曇天モード
特に露出をいじったわけではないんですが、ミラーボールの明かりをモロに受けたみたいで、すごく暗い写真になってしまいましたが、おかげで表参道ヒルズの中の景色が全部消えました。
偶然撮影できた写真ではあるんですが、なるほど、こうしてうるさい背景を消してしまうということもできるんですね。

こんな感じでの表参道イルミネーション撮影だったんですが、ちょっと残念なお知らせも。表参道にかかる歩道橋があって、ここからの眺めが最高なんだよなぁ!と、歩道橋からの写真撮影が狙いで行ってきたんですが、あいにく歩道橋は通行止めでした。

なるほど、考えることはみな一緒というか、思い切り人が鈴なりになってしまいそうで、事故防止のための措置のようです。
街路樹のイルミネーションを見下ろすように撮影しようとしている方は残念。

それと、私も三脚を持って行ったんですが、人混みでとても三脚が立てられる状況ではありませんでした。私もマナー重視で使えるところがあれば。。。程度のつもりで持ってきていたんですが出番はなし。
α550には強力な手ぶれ補正機能もついているので、今回はそれと、ISO高感度に頼って撮影してきました。ISO高感度の性能も上がっていてISO1600程度でもノイズ感はほとんどありませんし、手持ち撮影にも関わらずぶれを感じる写真も全くありませんでした。
気持ちよくイルミネーション写真を撮ることができて、α550に大感謝!なんですが!! うーん、行く前の意気込みとは裏腹に、なかなかうまく撮影できる画角が見つけられなくて苦戦。もう1回くらい、どこかにイルミネーション撮影に行きたいなぁ。

α550+SAL50F18 1/60秒 F2.0 ISO1600 -0.7EV WB:オートモード
ということで、今年のクリスマスの挨拶に代えさせていただこうと思います。
メリークリスマス♪

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※発売前のα550を実際に使わせていただきました。
☆当店blog 09.10.11「α550特別体験会レポート」
※秒7コマ連写の様子を動画で紹介。他にも気になる中級機の話をちょこっと。。。










私は主にPlanarで夜景を撮っているので、ボケと口径食の折り合いを付けるのは諦めてトリミングしています><
STF135mm F2.8[T4.5]なら気にしなくていいので、その内手に入れたいなぁ~。(夜景向きかは置いといて)
私が行って来たところでは、こんな感じです。
丸の内 LIGHTOPIA
有楽町 Marché de Noël de Strasbourg a Tokyo 2009(国際フォーラム)
有楽町 交通会館&丸井周辺
新宿 Takashimaya Times Square周辺
秋葉原 UDX周辺
いっそ、昭和記念公園なんかもいいかも知れませんね。
by たけだ (2009-12-24 13:08)
おっ、同じ場所へ撮影に行っていますね( ^ω^ ) 自分は先週行ってきました。
いい画角がなかなかないのは自分も苦労しました。
http://meiji092.blog.so-net.ne.jp/2009-12-18
ホワイトバランスは昨日、別の場所で同じ思い(イルミを暖かい色にしたい)で
自分も試してみました(^v^)
by メイジ (2009-12-24 13:30)
♪たけださん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
STFレンズ、そういえばウチに展示レンズがあるんですよ。
ちょっと重いんですが、もう一度どこか近場で挑戦を
してこようかなぁ。。。
六本木ミッドタウンとか行ってみたいんですが、なんか
すごい人出だと聞いて躊躇しています。
by 店員佐藤 (2009-12-24 17:13)
♪メイジさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
たくさんの写真を撮ってこられたんですね。
私はあまりシャッターも切れずにふらふらしてきただけって
感じになってしまいました。横浜の夜景もきれいですねぇ。
by 店員佐藤 (2009-12-24 17:19)
イルミ、とてもキレイですね。
「SAL50F18」を購入したいと思っていました。
ボケ具合が大変参考になりました。
ありがとうございます。
by アレクリパパ (2009-12-24 20:29)
♪アレクリパパさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
DT専用になったSAL50F18ですが、最短撮影距離もかなり
短くなっていてすごく使いやすくなっています。お料理、小物の
撮影には私は30mmマクロよりもこっちの方が味があって
好きです。
今日はミッドタウンにイルミネーション撮影をしに行ってきましたが
あまりにも人が多くて惨敗して帰ってきました。クリスマスシーズンに
わざわざ写真散歩にいくものではないですね。(^_^;)
by 店員佐藤 (2009-12-24 22:34)
三脚を用意してスローシャッターで人や車をぶらせば
町のあわただしさを印象的に表現できていいかも.
1/4秒ぐらいがおすすめ.
ただ、大勢の人の前で三脚を立てるのは………どうかな?
by Akihito(・。・) (2009-12-29 21:15)