VAIOで『リモートデスクトップ』に挑戦! [VAIOの話]

「リモートデスクトップ」機能ってご存じですか? 私も言葉には聞いたことがあって、他のPCからアクセスしてさもPCの中身を入れ替えたように、他のマシンで操作ができてしまう機能らしいんですが、実際にやったことがありませんでした。
今回はVAIO Xを、VAIO Lで操作するってことに挑戦してみたんですが。。。やってみたら超簡単。なんだ、こんな簡単にできることだったのか、ということで、簡単に紹介してみたいと思います。
まず、用意したのはWindows 7 Home Premiumを搭載したデスクトップモデルのVAIO Lシリーズと、Windows 7 Professionalを搭載したモバイルPC VAIO Xシリーズです。
このOSの選択が実はかなり重要で、リモートデスクトップで操作される側にWindows 7 Professionalエディションが必要なんです。普通、操作する側に高機能OSが必要になりそうなものですが、操作する側はHome Premiumエディションで大丈夫なんです。
ちなみに、なんでそんなことする必要があるの?という話ですが、これは理由は大ありです。いろいろメリットがあるんですが、VAIO Xの場合、画面解像度は1366×768ドットしかないんです。自宅に帰ってきて、もっとでかい画面のPCがあるなら、フルキーピッチの使いやすいキーボード、マウス操作ができるデスクトップPCでVAIO Xの中身だけ操作できれば良いのに。。。と、誰でも思うはず。VAIO Lの画面とキーボード、マウスでVAIO Xが操作できるなら、それはやってみたいですよ。
ま、なにはともあれ、どんな風にやってどんな事ができるのかを先に案内していきます。

これはVAIO Xのデスクトップ画面です。操作される側のPCになります。
Windows ボタンから「コンピューター」を右クリックしてプロパティを呼び出します。

システム画面が出ます。おなじみのエクスペリエンス インデックスとか表示されるおなじみの画面です。Windows 7 Professionalであれば、ここで左肩に「リモートの設定」という項目があるはずなので、これをクリックします。

システムのプロパティ画面が開き、ここにリモートタブがあるんですが、ここで上記の様に設定を変更しましょう。初期状態では「このコンピューターへの接続を許可しない」になっているはずですが「これを許可する」にするわけです。
これで、リモートされる側の設定は終了です。OKボタンを押して元に戻ります。

システム画面にはVAIO Xのコンピューター名として「VAIO-X-Carbon」という名前があるのと、ユーザー名は「daizo-x」に設定をしています。これは任意でつけられる名前なので、使っている人それぞれで、この項目の名前は違うと思いますが、このふたつをとりあえずメモって、これでVAIO Xの操作を終了。

続いては操作する側になるVAIO Lシリーズから、VAIO Xにアクセスすることにします。

これはVAIO Lシリーズのデスクトップ。VAIO Xとは壁紙のデザインが違うので判別ができると思います。
Windows ボタンを押して「アクセサリー」>「リモートデスクトップ接続」を選びます。

Home Premiumエディションに限らず、リモートデスクトップ接続はどのエディションにも搭載されています。接続ウインドウが開いたら、まずここにコンピューター名を入力します。
VAIO Xのコンピューター名を入れることになるので、ここでは「VAIO-X-Carbon」と入力します。(お使いのPCによって、ここのコンピューター名は変わります。)

そのまま、オプションを選択すると、いろんなタブが出てきます。そうだ。ユーザー名も入れなくては、ここには私のログイン名「daizo-x」を入力します。

他にエクスペリエンスというのがありますが、これはリモートデスクトップ接続をするときの回線によって、どこまで忠実にデスクトップを再現するかの項目を決めることができます。標準では低速ブロードバンドとなっていて、このまま接続すると壁紙が再現されないなど、最低限の通信しか行わないような設定になります。
ここではホームネットワークを使った無線LANでの接続をしています。「LAN(10Mbps以上)」を選択しておきます。
設定項目が入れられたら、ここで接続ボタンを押します。

私のIDにはパスワード設定をしてあるので、ここにパスワードを入力します。OKを押します。

おっと、なにか警告画面が出てきました。リモートコンピューターの証明書が認証されていないとのことですが、それはそうです。別に私はサーバーPCの方で特別な証明書発行などはしていません。ここはルーターに守られたホームネットワーク内ですので「はい」を押して先に進みます。

すると、操られる側になるVAIO Xがログオフ画面になりました。

そして。。。わかりにくいかもしれませんが、先ほどまで、VAIO Xの壁紙になっていたモンサンミシェルの壁紙がVAIO Lのデスクトップ全面に張り付いています。直前までシステム画面を開いていましたが、そのまんまの状態でVAIO Lの画面にVAIO Xのデスクトップが表示されています。
成功です!

VAIO Lの画面にVAIO XのデスクトップがフルHD解像度で表示されて、中のデータもVAIO Xのモノ。昨日の紅葉写真などはまだ会社のネットワークドライブに移していないんですが、それがさも、VAIO Lの中にあるかのように操作ができます。
すごいぞ、これでVAIO Xを出先で操作して、会社、自宅に戻ってきたら充電をさせつつ、より使いやすいデスクトップPCでVAIO Xの中身を開いて操作をすることができます。

VAIO Lのデスクトップと合わせて、ちょっと小さくしたVAIO Xの画面を両方表示することはできないのかな? と、VAIO Xリモートデスクトップの画面を「元のサイズに戻す」で小さくしてみたんですが、ふむふむ、デスクトップの広さは変わらずに窓だけ小さくなりました。全画面を見ることのできるウインドウではなくなってしまいます。

このリモートされる側のデスクトップサイズはリモート画面中の画面のプロパティを開いても直せません。いったんログオフして、再度リモートデスクトップの設定画面を開き、ここで画面サイズを調整する必要があります。1920×1080ドットサイズのVAIO Lシリーズにやや小さく画面表示するなら、1280×768ドット位にしておくのが良いかな?

そうすると、VAIO Lのデスクトップの中に小さな窓でVAIO Xのデスクトップ画面を表示することが可能。この窓の中だけはVAIO Xの中になります。

ウインドウをちょっと右上に寄せると、こうして二つのプロセッサーメーターを表示できます。
これを見ることでわかるんですが、リモートデスクトップの中のウインドウはあくまでVAIO Xの画面。VAIO Xのデータを使ってVAIO Lで演算しているわけではないみたいで、リモートデスクトップ画面の中の動作はややもたつくんです。
VAIO Xを使っている時はあまり感じないんですが、フルスペックVAIO LでVAIO Xの画面を見ると、ややもたついた感じにはなるものですねぇ。

さて、続いては散らかっている机の上が映っていますが、これ、私の仕事用のPC、Windows Vista搭載の旧型VAIO type Zです。ドッキングステーション経由でフルHD解像度の外付けディスプレイと外付けキーボード、マウスを使ってデスクトップPCにして利用しています。
このWindows Vsitaモデルでリモートデスクトップを利用することができるかどうかを実験してみるんですが。。。

できました。はためにはよくわからないと思いますが、私のWindows Vista 搭載VAIOマシンにWindows 7が表示されてMicrosoft Office 2007も表示されています。
そうか、OSの違いも超えることができるのか。

さらにちょっと実験してみて、ドラッグ&ドロップでのデータのやりとりはできないことが判明。でも、クリップボードを使ってのコピー&ペーストはできるので、マウスボタン操作ができれば、お互いのPCでのやりとりは可能の様です。
たとえば、VAIO Xの中の写真データを、自分の手元のPCのメモリースティックにコピーをするなら、VAIO Xのリモート画面で写真をマウスの右クリックでコピー。そして、VAIO type Zのメモリースティックの画面でマウス右クリックの「貼り付け」でデータを記入する、ということができます。
こんなにこれが簡単にできちゃうなら、もっと早く試せば良かったです。

リモートデスクトップを利用するためには操作されるクライアント側にProfessional OSが必要になります。
このリモートデスクトップを利用するためのセールストークとかに「田舎にいる実家のPCをリモートデスクトップで操作して不具合を直してあげることができる」なんて話をする場合がありますが、その場合はPCに詳しくない、実家の両親側にProfessional OS搭載のPCが必要になる、というあり得ない状況になってしまうんです。
WEB経由で離れた場所のPCをリモート操作することも出来るんですが、その場合にはPPPoE対応のルーターが必要になるなど、ネットワークに条件が必要。あいにく、私の場合は会社も自宅も条件をクリアすることができないため試すことができませんが、それもやれたら楽しいのになぁ。。。
ということで、リモートデスクトップの全機能を紹介しているわけではありませんが、ホームネットワーク内でのもっとも簡単な使い方のご案内をしてみました。
メインマシンと、サブマシンをお持ちで、片方がProfessional OS以上のバージョンの方、是非、お試しになってみてください。

★ソニースタイル「VAIO Xシリーズ」のご案内はこちらから

☆当店ホームページ「VAIO Xシリーズ オーナーメードレポート」はこちらから

☆当店ホームページ「VAIO Xシリーズ実機レビュー」店員の声はこちらから
☆当店blog 09.10.7「VAIO Xシリーズ 写真館」
※まだ国内発表前なのでCEATEC JAPAN 2009の参考出品状態の写真です。
☆当店blog 09.10.8「『VAIO Xシリーズ』発表」
※ついに発表になったVAIO新シリーズの一撃目のニュースです
☆当店blog 09.10.8「『VAIO Xシリーズ』実機速報レポート」
※ソニースタイル勉強会で拝見してきた新型Xシリーズの開発者の話、実機速報です!
☆当店blog 09.10.9「09年秋モデル Windows 7搭載VAIOのツボ」
※09年秋モデルのWindows 7のソフトウェア紹介と、Lシリーズ、Cシリーズの見所案内です
☆当店blog 09.10.14「VAIO Xシリーズ、決戦は月曜日!」
※予約エントリーをされた方の受注開始日時が判明しました!
☆当店blog 09.10.20「VAIO Xシリーズ 開梱レポート」
※ついにやってきたVAIO Xシリーズの実機を早速、開梱&セッティング!
☆当店blog 09.10.27「VAIO Xシリーズの3つのプロセッサー」
※VAIO Xに搭載されるAtomプロセッサーですが、Z550~Z530の違いが体感できるか試してみました。
☆当店blog 09.10.28「VAIO Xシリーズで『b-mobile 3G』を使おう!」
※シリーズ3部作でお届けしています。VAIO Xに内蔵のWWAN機能を使ってb-mobileアクセスです。
☆当店blog 09.10.30「祝!VAIO Xシリーズ納期超前倒しニュース!」
※オーダー開始から10日でついに年越し納期になってしまったところで前倒し納期が実現しました!
☆当店blog 09.11.2「VAIO Xシリーズ 新ピカピカサービス発表」
※高密度ガラス繊維系ポリマー「ブリス」を使ったVAIOへのコーティングサービスを始めました。










これは会社に持っていって、真っ先に試した機能です。
リモートデスクトップ、VNC、PcAnywhereは職業柄、必須なので(^ ^;
by たぁ (2009-11-16 15:59)
インターネット経由でリモートデスクトップしたい場合は、Windows Live Messengerから共有をスタートしてます。
by わだち (2009-11-16 17:30)
♪たぁさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
Windows XPのときから実装された機能だそうで
有名なものなんですね。いざ、やってみようと思って
ググってみてもWindows 7での方法を案内してくれている記事が
なかったので、レポートしてみました。
by 店員佐藤 (2009-11-16 19:04)
♪わだちさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
もしかして、その方法ってダイナミックDNSとかなくても
使えるモノなんですか? ちょっと研究してみます。
会社のPCに自宅からアクセスできると、超便利に
なりそうなので。
by 店員佐藤 (2009-11-16 19:06)
遠隔地のPCをサポートする場合は"リモートアシスタンス"を使います
この場合、OSはHome同士でも大丈夫だと思います
ダイナミックDNSとかも不要かと
あと、リモートデスクトップの考え方は、操作される側が「サーバ」
操作する側が「クライアント」という概念ですので
サーバ側に高機能なエディション(Professional以上)が必要となります
インターネット越しにリモートデスクトップを使う場合は、
ダイナミックDNS等を利用し、かつルータの設定が必要だと思います
(出来ればVPNを利用されるのがよろしいかと)
by spicy (2009-11-16 20:00)
私の場合は、実家のパソコンを遠隔操作するために「CrossLoop」というフリーソフトを使ってます。
接続時に実家からアクセスコードを教えてもらう必要がありますが、特別な知識が無くても簡単に接続可能なのがいいところ。
実家からヘルプが来たら、このソフトで実家のパソコンを操作して問題を解決することが出来るので、とても重宝しています。
by しのぴん (2009-11-16 23:28)
♪spicyさん、こんにちは。
コメント&アドバイスありがとうございます。
会社のゲートウェイはさすがにセキュリティの問題があるので
個人的にポートを開けて欲しいとか言っても許してくれなさそう
ですし、自宅もマンションインターネットでルーターは自由に
設定ができないんです。(VLANになっています。)
ダイナミックDNSが使えれば、ホームサーバーVGP-HT1とかで
フォトサーバー機能が使えるのに。。。(T_T)
by 店員佐藤 (2009-11-17 11:21)
♪しのぴんさん、こんにちは。
コメント&情報ありがとうございます。
「CrossLoop」の事をちょっと見てみましたが
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/11/08/crossloop.html
これは使うの楽そうですね。実家ヘルプのために
覚えておくと良さそうです。
両方に人がいないと使えないので私の会社アクセスには
利用ができないんですが、困っちゃった時用にこれは
用意しておこうかな。
by 店員佐藤 (2009-11-17 11:25)
佐藤さま はじめまして、こんにちは
リモートデスクトップ機能はWindows 7 Ultimateエディションでも対応可能なんでしょうか?Professional以上とありましたのでおそらく大丈夫なんだろうと思いますが教えてほしいです。
by casabta (2010-02-03 17:25)
♪casabtaさん、こんにちは。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/Remote-Desktop-Connection-frequently-asked-questions
マイクロソフトのこちらのページでご確認いただけます。
Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate、または Windows 7 Enterpriseがリモートデスクトップの接続先になることができます。
by 店員佐藤 (2010-02-03 19:24)